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書けないときの対処法 早く、たくさん、うまく書かなくてもいい

書けてる人ほど「書けない」という不思議

「わたし、書けないんです」
「書くのニガテなんです…」

女性起業家さんから、そんなご相談をお伺いすることが多いです。

ですが、書かれたものを拝見させていただくと、ほとんどの方がとてもお上手なんです。

「ど、どこがでしょうか???」と、不思議になってしまうくらい^^;

文法的にも問題ないですし、わたしのほうがよっぽど表現ベタだなぁ…と勉強させていただくこと、多々あります。

 

考えてみれば「書けない」って、とても主観的でざっくりした認識ですよね。

 

どんな状態のことなんだろう?

何を否定しているんだろう?

ストレスを感じているとしたら、「書くこと」についてどんなイメージを抱いているんだろう?

少し、このへんを掘り下げてみたいと思います。

「書けない」状態、こんな思い込みありませんか?

みなさんがよく言われる代表的なことは、こんな状態。

●「早く」書けない

●「たくさん」書けない

●「目立つものが」書けない

 

もし、このへんのことが思い浮かぶなら、ちょっと考えてみてほしいんです。

その理想像って自分に本当に必要なもの?

生活スタイルや性格、自分らしさにマッチしているものでしょうか?

 

そもそも、文章を書くことはシングルタスク。

思考も手も取られるし、ほかのことは同時進行できません。

手間がかかるのが自然なんです。

それに、書くことは決めることでもあります(それはサービスメニューであったり、意思や覚悟であったりいろいろ)。

わりあい高度な作業の連続です。

 

ライターだって、必ずしも早くたくさん書けるわけではありません(わたし自身遅筆です…)。

友人ライターさんも、ほとんどが「時間かかるよねぇ〜」と言います。

たった数行でも、文字が背負う責任や影響力、誰に届けるのかを、いろんな角度から吟味して粘るからです。

(ライターに必要なのは、粘り強さと体力笑 だと思います)

早く、たくさん、うまく書くことにこだわらなくていい

早く、たくさん、ひきつけるように書かないといけない。

この「思い込み」は、ウェブ集客の考え方や、ブロガー、アフィリエイターさんの手法からくるものと思います。

 

そりゃあ、こんなふうにできたら理想です。

だけどね、これを読んでる方は、多分ブロガーさんやアフィリエイターさんじゃないですよね。

とくに、誰かのお困りごとを解消したり理想に導いたりする、形の「ない」もの・サービスを販売されている方だと思います。

 

少なくとも、わたしにご相談にきてくださる方は、1日中パソコンにへばりついて、ウェブ更新だけしているわけにはいかない業務体系なんですよね。

だいたいが、ひとりビジネスで、主婦でもある。

書いた記事を売るわけではない、対面型の職種・サービスだし、リアルなつながりの中で(たとえばご紹介とか、プレゼンしにいったりとか)お仕事をされている方が大半。

子育て家事介護にも、手も時間も頭もとられます。

そのなかで数を稼ぐ発信をってなったら… ただ疲弊ですよね。

 

ウェブ集客って、気軽にできそうに見えて、想像以上に難しいものだと思うんですよ。

誰でもSNSを使って、好きなように発信できるから、星の数ほどサイトがあるし差もつかないです。

発信を続けていくことは、必要だし大切ですが、数や目立つことだけに必死になるよりは。

つながりができそうな方へ向けて、ていねいに手紙を書くように、発信するのが合っていると思うんです。

 

誠心誠意で、あなたの「人となり」や「熱意」が伝わることに意識を向けて。

あなたを選ぶ理由につながるものを、です。

発信する目的こそが大事。

スピード感や数でマウントしても、必ずしも結果につながるわけでもないです。

伝えたい人に伝わっているのなら「書けている」

あとね…

早くたくさん書いてアクセス数を集めても、内容が薄かったり、どこか「やっつけ仕事感」や乱暴さ、マウントしたい心がにじみ出て、それが伝わってしまうこともあります。

字間って、本当に不思議で、デリケートなものなんですよね…

自分が発信したものに見合うものしか、戻ってこないというか。

読み手は敏感です。

 

逆に、時間がかかってたどたどしい文章でも。

少しずつ信頼が蓄積されて、その人らしさが伝わると、ファンになって応援したくなることもあります。

書く時間のかかる理由が、「これを読んだ人が嫌な思いをしないかな?」と幾度も思いやる、やさしさからきていることもあります。

(だとすれば、それは必要な時間ですよね)

 

対個人でお仕事しているのであれば、派手に目立って、多数に働きかけるキャッチコピーみたいなものにも、こだわる必要はないかもしれません。

伝えたい人に伝わっていることが「書けている」ということです。

 

早く、たくさん、ひきつけるように書かないといけない。

これ、読み手にとっては全然関係のない呪縛です。

むしろ、書くのに時間がかかっても、たどたどしくても、大事なことをきちんと伝えることに、ていねいに注力されてほしいなと思います。

もし、誰かに刷り込まれた価値観ならサヨウナラして、「書けない」の定義を上書きしてみてください。

 

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