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【樹のワーク やり方とコツ】③空白域は〇〇〇と考えよう

この記事では、伝えるための情報整理「樹のワーク」のやり方を解説しています。

①から順に読んでみてください。

ワークシートの書き出し作業をやってみて、

「思ったより書けない…」

「全体的に白いっっ! 泣」

という方も、あるいはそんなケースもあるかもしれません。

でも、それだからといって、肩を落とさないでくださいね。

このシートは、まんべんなく埋められたからマル、ということではないのです。

②でも触れましたが、このワークは自分のビジネスの全体像を把握するためのもの。

大切なのは「どこが空白域なのか」把握することです。

おそらくそこが、自覚していないこと、追求したことがないこと、決めきれずに迷ってきたこと。

掘り下げるポイントであり、逆に「のびしろ」です。

未来が広がっているスペースと考えましょう。

その部分は焦らずに、今から検証したり試行錯誤したりして、固めていけばいいんです。

その空白域が満ちたときには、伝えるための筋力、説得力が増しているはずです。

逆に…

「自分の本当の気持ちに気づいてしまった」

「実はやりたいことではなかった…」

そんな気づきのある方もいらっしゃると思います。

とくに女性で、個人でお仕事をされている方は、「価値観」や「ライフスタイル」がそのままお仕事のスタイルに反映される傾向にあります。

今のうち、本当の気持ちに気づいたのなら、それはラッキーなことだととらえていただきたいのです。

実はこのワーク。

「ビジネスの伝えどころを整理する」ことを目的とはしていますが、それまでの人生の振り返りも自然と行われるため、「生き方」の輪郭を考え直すきっかけにもなるようなんです。

もし書き出したものに違和感があって、ほかの未来を感じたのなら。

違う方向へ舵をきることも選択肢のひとつです。

このワークを境に、起業をやめて、本心にフィットする形のお仕事に就き直した方もいます。

(もちろん、ビジネスはビジネスとして、今の「樹」を大事に育てる選択だっていいと思います)

「自分の価値観に合った生き方をする」

起業やご活動の原点には、もともとそんな思いがあるはずですから。

このワークを通しての、あらゆる気づきを大事にしていただくこと。

わたしとしては、それが一番嬉しいことであり、作った意義を感じる点でもあるのです。

(④へつづく)

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