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【事例解説】ホームページのつくり方 ③ホームページ作成サービスを選ぶ前に

【事例解説】ホームページのつくり方 ①ホームページの必要性って? 【事例解説】ホームページのつくり方 ②事業や活動の全体像を整理する

↑ この記事は、こちらの記事の続きです ↑

 

サイトタイトルや説明文は「仮」状態スタートでOK

「自分のビジネスや活動は、こんな思いや理念を大切にしている」

「こんな人の、理想や問題解決を叶えるお手伝いができる」

「自分のこんな経験を最大限に活かして、よりそえる、アドバイスできる」

 

自分のビジネスや活動の全体像 = 誰に、何をご提供するのか

この輪郭(コンセプト)がはっきりしてくると、ホームページのイメージも少しずつみえてくるかと思います。

 

つまり、どんな人に、どんなときに見てほしいのか。

これが

●サイトの色調

●文字の大きさ

●サイトタイトル

●ホームページにどんな役割を持たせるか

 

といったことにも関係してきます。

 

ただ、つくりはじめは、まだ明確になりきらない部分もあると思います。

サイトタイトルや説明文も(仮)状態でスタートして、適宜調整しながら完成を目指しましょう。

 

最初から、完璧に方向性がガッチリ固まっていると、迷いがないので作業も早くて理想的ではありますが、現実はそうもいかないのが大半です^^;

逆に、少しだけ「あそび」というか、方向転換「きりかえし」の余地も空けておくくらいが、ちょうど良いように感じます。

 

わたしも、ホームページ制作を受注するときは、あまり最初からギチギチ決めこみすぎず、方向性のご相談を何度も重ねながら、確定していっています。

なので、ホームページの完成とともに、濃い関係性もできあがっていることもしばしば。

納品後もお仕事関係なく、お茶しにいく関係性になることもあります^^

 

ホームページ作成サービスを選ぶポイントは?

ホームページのコンセプトやイメージが、少しつかめてきたら、次に、「どのホームページ作成サービスを選ぶか」を具体的に考えます。

ここで「無料サービスか有料サービスか?」という選択肢がよぎると思います。

スタートアップ時は、有料サービスを頭から除外しがちなのですが(わたしもでした)、ちょっと考えてみてほしいことがあります。

 

それが、先にも出てきた

「ホームページにどんな役割を持たせたいか」ということです。

 

●ウェブ上のパンフレットとして、お仕事メニューを閲覧してもらえれば十分

●ブログやSNSがほかにあり、そちらをメインに使いたい

●はじめてだから、まず「ホームページをもつ、管理する」ことに慣れたい

 

ということであれば、無料のホームページ作成サービスで足りることがほとんどです。

わたしも、Jimdo、 WIX、 AmebaOwndなどのサービスを使ってきました。

デザインテンプレートも豊富ですし(前出2つはありすぎて、自由度高すぎて困るくらい!)。

作れるページ数の上限などはありますが、自分ひとりで管理する場合には十分かなぁ~という印象です。

 

一方で、

 

●お問い合わせフォームや予約受付機能がほしい

●その際、自動返信メール機能がほしい

●ブログ一体型ホームページとして見せたい

●メルマガ発行できる機能が必要

●ネットショップ、決済機能がほしい

●複数人での管理ができた方がいい

 

といった場合は、有料のサービスを検討した方がいいこともあります。

ものによっては、上記のような簡単なメルマガ発行機能や、顧客管理機能が付いている、オールインワン!のホームページ作成サービスもあります。

 

「個々のお問い合わせはSNSで」ということも多いのですが、自動返信付きのお問い合わせフォームや、ご予約フォームがあれば、さらにお互いのやりとりにかかる手間と時間が省けますよね。

それに、お仕事を続けていくと、「顧客管理」もじわじわと重要になってきます。

簡易なものでも、顧客管理システムがセットになっていれば、それ単体での契約をしなくて済みますし、その分固定費も浮きますよね。

(機能が足りなくなってきたら、そのタイミングでもっと高機能なサービスを契約すればいいと思います)

 

ただでさえ、こまごまとした動きが多い主婦には、多くのツールを使いこなすよりも、少数精鋭のツールを使いこむ方を、わたしはお勧めしています。

アカウント管理が増えるより、画面ひとつへのログインで済む、ラクなほうがいい♫ と思いませんか^^?

 

せっかく、「24時間対応のウェブ上窓口」を構えるのですから、どんな機能が自分のビジネス・活動にとって必要なのか、ライフスタイルに合っているのかを念頭に選びましょう。

 

WordPressはどうなの?

ちなみに、この「おたすけライティング」のサイトは、WordPressでつくっています。

デザインのテーマは、有料の「SANGO」というのを使っています。

https://saruwakakun.design/

(デザインも私好みで、とっても使いやすいのです!)

 

WordPress自体は、ホームページ作成サービスというか、誰でも使える無料のソフトウェアです。

プラグイン(サイトをカスタマイズできるオプションパッチみたいなもの)が実に豊富なので、ほぼイメージ通りのサイトに近づけることができます。

このサイトで使っているプラグインですが、いま数えてみたら27個入れていました。

お問い合わせフォーム作成、コピープロテクト、スパム保護用、投稿記事に自動でバナーを入れる用、管理画面のページ並び替え用…などなど。

(でも2割くらいは使いこなしていないかも?)

ここまで細かいカスタマイズは、有料のホームページ作成サービスではできないこともあります。

 

ただし

●レンタルサーバーを借りる必要があるので、維持費はかかる(月1,000円程度ですが)

●すべて自分で設計・運営していかなければならないので、つねに勉強が必要

●サイトが攻撃を受けたり、不正ログインなどがあった場合も、自分で対応が必要

●サイトのデータのバックアップなども自己管理

●プラグインの説明に英語表記が多く、ついていけないことがあるw

 

良い側面もありますが、「はじめて・ひとりでホームページ管理」するときには、ちょっとハードル高いかな…と思います。

経験上、はじめは、ほかのホームページ作成サービスで、ページ構成などの感覚に慣れてからトライしてみるのがよいのではと思います。

 

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