プレスリリースの需要が増えている?
夏あたりから「プレスリリース」に関するお問い合わせが増えています。
プレスリリースとは、企業等が「新商品発表!」「取材にきてください、記事で取りあげてください!」といった感じに、マスコミにお知らせ・お願いするお手紙… といえばイメージが湧くでしょうか。
でも、個人として「おもしろい・珍しい・役に立つ活動しているよ!」というときにも、お知らせのために使ってもいいのですよ。
(お願いするだけならタダだもの^^;)
もちろん、個人で事業をされている方も、です。
ご自身の活動やビジネスが、広くニュースや記事で取り上げられて知名度がアップすれば、お仕事に弾みがつくのは想像に難くないですよね^^
(ただし! あくまで広告ではないので、活動やお仕事に「社会的意義」や「ニュース性」がある場合でないと取りあげられにくいですよ~)
ちなみにわたしなんですが、
①会社員時代は、新聞社の子会社に勤務。編集サイドとして情報誌の取材・編集にどっぷりつかっていた。
(つまり、プレスリリースを受ける側だった)
②会社自体が新聞社のビルに入っていたので、雰囲気がわかる
③テレビ局に近親者がいる
という実体験があることから、クライアントさまのプレスリリース作成・配布サポート、アドバイスなどもさせていただいています。
A4用紙1枚に、プロフィールや活動コンセプトをまとめる
で、感じていること。
みなさんブログやウェブサイト等は、とても熱心に更新されたり、行き届いた手入れをされているんですよね。
ですけど、意外と…
プロフィールや活動概要を「A4用紙1枚」にまとめられている方は少ないんです。
「ブログやウェブサイトに誘導してみてもらえばいいのでは?」という声も聞こえそうですが…
プレスリリースは基本、取材をお願いできませんか?という申し入れをする丁重な「お手紙」ですから、メールでもファクスでもなく、最初はオーソドックスに「紙」で封書でお届けするものだと思っています。
(メールやファクスは、即ゴミ箱行き! が多いそうですよ)
現場の記者さんたちは、いつも締め切りに追われていてとても忙しいので…
手間をかけずに、パッとあなたのビジネスの概要を見渡してもらえるように。
伝えたい要点を「紙1枚」におさめておくことが大事!
こちらの都合で読んでもらいたくて送るわけですから、それがビジネス上の配慮かと思います。
送り方ひとつにも人間性が透けてみえますし、記者さんは「対人間」の百戦錬磨ですからね。
そのへんも、紹介に値する人物かどうか「みられている」と思うんですよね。
(あ、でも、すでに取材された経験があって、記者さんとお知り合いで「この次はメールで連絡くださいね」という関係であれば、この限りではありません)
仕事の入り口はネット上だけじゃない
ブログやウェブサイトだと、文字数に限りはないし、写真や動画も入れられるし…
気軽にダーッと文章を打ち込んでいっても、誰にも迷惑はかからないし、すぐに訂正もできます。
(だから取り組みやすいんですよね)
ただ、取材する側の検討資料として、タテにいつまでもスクロールし続けないと、お仕事の全貌や人物像がわからない…^^;
のであれば、ちょっと機会損失かもしれません。
仕事の入り口は、けしてネットだけではないので。
紙モノには、文字数(スペース)に限りがありますし、「誰に読んでもらうのか」「そのために、どこに力点を置いて伝えるか」という情報の取捨選択が必須になります。
プロフィールひとつとっても、お客様・見込み客を対象にする場合と、マスコミ向けでは、書き方や重点を置く内容も変わってきます。
この作業には時間がかかりますが…
せっかくウェブ上に詳細な情報を出しているのですから、もう1歩手間をかけて「A4の紙1枚」にまとめて、いつでも提出できるようにしておくと、さらにチャンスは広がると思います。
(さらに言うと、ウェブサイトから資料をダウンロードしてもらう状態にしておくとばっちりですね!)
繰り返しになりますが、仕事の入り口は、けしてネット上だけではないので^^
紙という実体のある状態で、いざというときにすぐ! 手渡しできるように準備しておきましょう。