なぜ発信作業は苦しいのか?
「書く」「発信する」という作業は、「決める」ということの連続でもあります。
○自分のサービスや活動の内容
○回数やコース、お値段
○どんな人を対象としたものなのか、どんな方のお役に立つのか
○この仕事をなぜやっているのか
○どんな理念が胸にあるのか、使命感
○ビジネスをまわすための導線づくり
…こんなことをひとつひとつ決めて、自分の立ち位置を表明していく作業。
それを伝えていく作業が、「書いて発信する」ということにほかなりません。
ビジネスって、そのものがひとつの大きな有機体みたいなものです。
そして、発信作業はマーケティング(ビジネスにおいて目標である、稼ぐための販売活動全般)の一部分です。
だから、どこかに不確定要素があったり、業務内容に変化が生じてたりすると、どうしてもつまって発信が進まないことがままあります。
また、とくに形のないもの・目に見えないサービスを販売するビジネスをされている場合。
その「見えない」価値を言葉化して、わかりやすく伝える必要があるわけですが…
お客様にとってわかりやすいように、淡々と書いていくというのは、たくさんの咀嚼(かみくだくこと)が必要になりますし、なかなか手のかかる作業です。
自分のビジネスの軸をひたすら見つめる
じゃあどうするか?
こればっかりはもう、一朝一夕ではできないことなので、じっくり腰を据えて取り組むしかありません^^;
いわば「自分と向き合う」「自分の気持ちを掘り出す」作業なので、ときに苦しいこともあります。
急ぎたくなったり、焦ったりもします。。。
「売れる文章の書き方テンプレート」とか「サクッと文章作成術」とか…
すぐ結果として形に現れそうなものにすがりたくなることもあると思います。
でも、でも。
その前提となる、言葉の発射台であるベース部分がしっかりとしていないと、意味がないんですね。
書けない、の繰り返しになってしまうのです。
周囲からは、「くすぶってる」と思われるかもしれません。
だけど、はじめに書いたエッセンスを考える時間は、超〜〜大切です。
芽吹く前の力を溜めている作業、大切な時期と思ってください。
それでもし「なんだか自分ブレてるな~、あれ?違う方向に向かってる?」と感じたとして、さらに回り道になったとしても、それはそれで良いことなんです。
ブレてみなければ、戻るべき中心軸すらもわからないものですから。
くすぶっている時間には思いっきりくすぶって、ご自分のビジネスの全体像をじっくり整理してみてください。
底まで沈んだら、あとは浮上するだけ。
そして。
わたしは、その「くすぶり停滞」の時期にこそお話を伺って、あなたが自信を持ってまた走り出すためのサポーターでありたいと思っています^^