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書けないときの対処法「商品やサービスの説明や告知がうまくできないとき②」

 商品やサービスの説明や告知がうまくできません。伝わりきらない感じがしています…(その2)

 

自分の商品やサービスの「売り込み」だけに終始していませんか?

相手が必要と感じていない(心が動いていない)のに、商品やサービスの購入を強くすすめたり、押し付けると「売り込み」になってしまいますね。

「今度新商品を発売します。~~は~~です。ぜひ来てくださいね!」

こんな感じの文章だけだと、「一方的だなぁ」と受け取られても無理はないかもしれません。

 

まずは、自分の出したい情報というよりも、相手がどんなことを知りたいのかを考え、それを先に伝えるように意識してみてください。

 

文章の順番としても、

相手が知りたい・解決したいことにふれる

 

↓(それを受けて)

 

こちらが伝えたいこと、役に立つ商品やサービスの情報を書く

 

です。

 

購入を検討している人の心の中は、不安がいっぱいです。

 

「はじめてだけど大丈夫かな」

「ついていけるかな、自分に合っているかな」

「変な人・場所だったらどうしよう…」

「突然予定変更になった場合は、どんなふうに対応してくれるんだろう」

 

もしかしたら、あなたの商品・サービスの必要性や、問題の存在にすら気づいていないこともあるかもしれません。

「あなた⇔お客様」というように、視点を180度くるんと転換してみてください。

 

とくに無形サービスの場合は、Q&A、サービスフロー、写真(たとえば、使用するツールやサロンの雰囲気が伝わるもの)などもあれば親切ですね。

自分的に重要な情報を一気に伝えてしまいたい衝動をぐっとおさえて、読んだ人が受け取りやすい、ていねいな構成にしてみてくださいね。

 

< 説明や告知文が「売り込み」にならないためのポイント >

 

 

●相手の知りたいことを第一に想像する

 

●相手にとってどんないいことや変化があるのかを伝える

 

●お申し込みや問い合わせをするときの不安や気がかりを払拭するようにつとめる

 

●安心感や信頼を抱いていただくには、どんな言葉かけがあるとうれしいのか意識する

 

書く・伝える前段階として、日頃から「お客様の気持ち」を推し量る姿勢、つまり愛情ベースで考えることを習慣にしていきましょう

 

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