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書けないときの対処法 「文章がヘン」と感じるときにやってみてほしい、2つのカンタンなこと

ブログの投稿や告知文、ちょっとしたご案内…

「なんかうまくまとまらない」「なんかヘンな気がする」

何度もパソコンの画面を見直してるのに、どこがおかしいのかピンとこない…

そんなことありませんか?

(わたしはけっこうあります)

そんなときに、やってみてほしい2つのカンタンなことがあるんです。

これ、けっこう強力ですよ!

声に出して、読み上げてみる

自分の書いた文章を読むって、こっぱずかしいかもしれませんが、コレ、文章のプロポーションをつかむためにはとても有効です。

大学生のときのこと。

論文の中間発表のため、指導教官といっしょに下書きを「読み合わせ」する作業があったのですが…

あまりに文章が下手で笑われたんですねw

(これが原点で、書き方・伝え方を意識するようになりました)

 

師いわく
「音読するとおかしなとこが分かるんや」

 

本当にそのとおり!

・主語述語が対応していない
・何回も同じことを述べている
・文章の結びが全部同じ言い回し 「~です」×5回とか
・整合性がない
・接続詞が合っていない

など。

画面を眺めて文章を「追って」いるだけだと、文章の不自然さに気づかないんですが、声に出して読むとこれがびっくりするくらい分かるんです。

あっけないくらいカンタンですが、自分の頭の中から言葉を1回外に出すことで、客観的に見直すことができます。

あとは読み上げながら文章を打ち直し、微調整していきましょう。

プリントアウトして見てみる

これもとってもカンタンなのですが、煮詰まってきたときに試してみてほしい方法です。

ブログの文章でもなんでも、だいたいみなさんパソコンやスマホで打ちながら書いているかと思います。

なので、タテにどんどん打っていって、長くなっていく…

すると、スクロールしないと「文章の全体が見られない」ということが起こります。

画面から見えていないと、冒頭や前半部分に何を書いて、どんな流れにのってきていたのかを忘れてしまうんです。

前後や文章のセンテンスの関係性がわからなくなってくると、なんだか的外れなことになってくる。

テーマが2つも3つも出現してきたり、何が言いたかったのか自分でも分からなくなってくる。。。

 

「スクロールして戻ればいいじゃん!」と言うのもごもっともなんですが、文章の全体を「一望」するためには、印刷しちゃうのが手っ取り早いです(裏紙推奨!)。

ブログの1記事といえども、ね。

紙に印字して視認性が上がると、これまた音読といっしょで、文章の流れの悪さ、センテンスのボリューム感、誤字脱字などもスッと視界に入ってきます。

プリントアウトして眺めるだけでも、大分いろんなことに気づくことができますが、それを音読しながら、紙に修正箇所を書き込んでいけば、さらに文章がブラッシュアップされます。

わたしも、とくに納品する文章に関しては、修正する都度プリントアウトして「ヘンなところはないかな?」と、何度も何度もチェックしています。

最終手段は全消去、書き直す!

上の2つの作業をやってみて、それでもスッキリしないときは、いっそ「まっしろ」にしてしまうのも手です。

つまり「全消去」です。

「あれだけ時間かけて書いてたのに?」と恐ろしくなりますが、うまく文章が流れない、ということは思考の流れが「それ」ではないということです。

わたしも、たまにこの方法でやります(ひー、と思いながら自分を追い込みます^^;)

下書きのスケッチや、流れをなぐり書きすることに時間を割いて、パソコンに向かうのは「清書」という位置づけではありますが、ベストな思考に至るまで何回もやりなおし、っていくどもあります。

まっさらからやり直す勇気はかなり要りますしw あくまでも時間が許せばですが

経験則から言うと、イチから、いやゼロからやり直すほうが、必ずよいものに仕上がります。

 

まずは一度、自分の頭の中にある思考を、声に出して、紙に出して「外に出す」ことで客観的にみつめる。

その作業をやってみてくださいね。

 

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