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【事例解説】ホームページのつくり方⑥文章を書くときに意識したいこと

【事例解説】ホームページのつくり方 ①ホームページの必要性って? 【事例解説】ホームページのつくり方 ②事業や活動の全体像を整理する 【事例解説】ホームページのつくり方 ③ホームページ作成サービスを選ぶ前に 【事例解説】ホームページのつくり方 ④グーペ<Goope>を使って 【事例解説】ホームページのつくり方 ⑤ページ構成をしてつくりこむ

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必要なのはテクニックよりも、誠実さと読み手への配慮

さて、いよいよ「文章を書く」ところまできました。

書くにあたり、わたしなりに得てきた「心構え」を記しておこうと思います。

 

「売れる」書き方のテクニックやノウハウの本・セミナーなどは、実にたくさん存在します。

ホームページをつくる場合、前提として「売り手」である場合が多いのですが、わたしが大切に考えているのは、読み手が「わかりやすい」「受け取りやすい」文章を書くこと、シンプルにそれです。

これが最終的に「信頼」につながり、「購入」という形に姿が変わる、と考えています。

 

ですので、よく耳にするような、文章の型(テンプレート)や、複雑なテクニックはそんなに要らないと考えています。

「読み手はどんなことを知りたいのかな?」「お客様に、どんなサービスがあったら喜ばれるだろうか?」という、言葉かけの研究や提案は、絶えず必要です。

が、いろいろ心を動かすような工夫を仕組んでも、読み手がこちらの意図どおりに動くことは多くないように思います。

 

文章には、書き手の「そのまま」が乗ります。

周到に書けば周到さが、ギラギラした気持ちで書けばギラギラさが伝わります。

読み手はとても敏感に受け取りますので、わかりやすく、誠実に伝えることにこそ、心を砕きたいものです。

 

「わかりやすい」文章のために、チェックしたい基本的なこと

具体的には、以下のような「基本的なこと」が守られていれば、十分ではないでしょうか。

  • 主語と述語が対応している(係り受け)
  • 主語、述語が抜けていない 
  • 主語が2つ以上登場していない(まぎらわしくない)
  • 内容の整合性がとれている
  • ので、が、ため、こと、もの、ところ など、同じ文脈で同じ言葉が繰り返して使われていない
  • 文末が「です」「ます」だけ連続していない
  • 誤字脱字がない
  • 自分なりの言葉の表記ルールがある
  • 一文が長すぎない

これらは、わたしも何度も読んで気をはらうところです。

 

とくに最後の「一文がダラダラと長い」は、うっかりやってしまいがち。

・要点をか条書きにして独立させる

・かっこ( )で追記する

・会話風「 」にする など

文章を分割してスッキリ読みやすくなるように工夫しましょう。

 

「音読」してみると、文章の変なところがすぐわかる!

とはいっても、基本的なことをチェックしながら書いていても、パソコンの画面で文章を追うだけでは、文章のおかしいところって気づきにくいものです。

ホームページの文章は長めになりがちですし、パソコンの一画面内で、文章の最初から最後まで、全部見渡せることは少ないからです。

 

文章チェックに有効なのは、「声に出して文章を読むこと」です。

これ、恥ずかしくなるくらい、よく文章の「アラ」がみえます^^;

同様に、ページをプリントアウトして読むことも効果的ですよ。

 

いずれも「文章全体」を見渡すことがポイント。

最低でも10回以上読み返すようにしています。

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