わたしはなぜか、小さいころから自分のことを漠然と「早世の人」だと思っていました。
「よく死ぬために、よく生きたい」
そんな気持ちがわたしをひそかに動かし、判断の基準になってきました。
幸い、40代後半になっても元気でホッとしていますが、いまあらためて思います。
お墓まで持っていけるのは、自分が体験した感情だけだと。
この人生の最後に目を閉じる瞬間、「わたし、よくやったな」と思いながら眠りにつきたいと。
成功体験だけではないかもしれません。
でも、挑戦することや、失敗にも同等の価値があって、いろんな感情を味わうことが、後悔のない人生だと思うのです。
そんな思いが軸にありますから、ビジネスを「生きる証」にしたいという思いを伺うと、背中を押したい、エールを送りたい気持ちでいっぱいになります。
もし、書いたり伝えたりする作業でつまづき、迷い、はじめの一歩を出すことをためらっているのなら、すっと横から支えるお手伝いをしたいのです。
あなたにとっても、わたしにとっても、後悔のない人生のために。
わたし自身、20年近くのライター歴がありますが、「書くこと」が得意だったわけではありません。
読書感想文で賞をもらったこともなく、作家になりたかったわけでもなく。
卒業論文の指導教官からは「(下手すぎて)笑って読めへん」と言われたこともありました。
ニガテ意識があって苦戦してきたからこそ、どうやったら伝わるのか?
どう構成したら分かりやすいのか?
文章力がないなら、図や絵、フローチャートで、しゃべりで、写真で、動画で…
いつも、伝え方のバリエーションを練ってきたように思います。
それをいまあらためて、書くためのメソッドに転換して、悩んでいる誰かのためにお伝えしたり、サポートしています。
試行錯誤も、必然だったのでしょう。
わたしのコンサルティングや講座も、一様の「型」にはめて、ぐいぐい押しつけるスタイルではありません。
何事にも絶対はありませんし、ビジネスの形も、続けていくうちにどんどん変化していくものです。
ひとりひとりに合った方法をいっしょに模索し、十人十色の発信内容やPRの仕方をいっしょに考えていきます。
「売れる書き方」のパターンを覚えるのではなく、ひたすら「信頼を積み重ねる」ことこそが大切です。
言葉は、心を結ぶリボンなのですから。
「聞く」ことに注力する、カウンセリングのようなライティング。
ぜひ、集客の前に、お使いいただけるとうれしいです。