すぐにほかの言葉候補が見つかる「類語辞典」
- いつも言い回しが似たような感じになってしまう
- 同じ言葉が、同じ文中や、同じ段落の近いところに何回も出てきて幼い印象になる
- ほかにもっといい言葉がある気がする…
- もっとソフトに言い換えたい
- 「あれだってば、あれ!」(もはや言葉が出てこない)
ブログや告知文、プロフィールといった文章を書いていると、必ずやつきあたるこの問題。
プロだって、すぐさま的確、適切な言葉が浮かんでくるとはかぎりません。
そんなときの強い味方が「類語辞典」です。
すぐに、ほかの適切な言い換えワードが見つかります。
類語辞典=「同じような意味を持つ言葉をまとめた辞典」ですが、
会社に入ってコピーライティングをはじめるまで、わたしはこの存在を知りませんでした。。。
小さいころから知っていたら、もっと作文の時間がラクになったのに…
ボキャブラリーが増えたのに…
義務教育の段階で、使い方を必修にするべきだ!
心底!そう思ったくらい、重宝しています。
ウェブ上の類語辞典はブックマークしておくと便利
たとえばこの「重宝」という言葉。
類語辞典で調べて、ほかの言い回しにしてみましょう。
厚さ5㎝、1キロ以上ある辞書です。
そこでまた「こんな言葉もあるんだ!」という発見もあるので、見識が広がったり、語彙が増えるトレーニングにもつながっています。
こちらで調べてみましょう。
「weblio 類語辞典」http://thesaurus.weblio.jp/
「重宝」の類語
便利 ・ 有益 ・ 有用 ・ 役立ち ・ 貢献 ・ 寄与 ・ 軽便 ・ 簡便 ・ 重宝 ・ 利便 ・ コンビニエンス ・ 実用 ・ 有効 ・ 実用的 ・ 至便
これをふまえて…「コレ、重宝するんですよ^^」をこんなふうに言い換えてみます。
→便利ですよ
→お役に立ちます
→貢献度が高いと思いますよ
→実用的なので手放せなくなりますね
このあたりの言葉が使いやすそうですね。
ふだんからよく使う「話し言葉」も調べておくと余裕が生まれる
ポイントは、言葉候補の中でも、お客様の特性に合わせて伝わりやすい言葉を選ぶこと。
●のみこみやすいことが絶対条件
●やさしく、親しみやすい雰囲気が好きそうだ
●カタカナのほうが感性にフィットしていそうだ
●高級感を感じられる言葉に価値観を置いているようだ
人によって響く言葉は千差万別なので、言葉選びには、お客様の分析やお客様像の設定、日々の観察力も大切かと思います。
また、ふだんからお客様に対して「よく使う話し言葉」についても、類語辞典で一度調べておくことをおススメします。
文字での発信にとどまらず、言い回しのバリエーションが増えると、対面でご説明するときも単調にならないので、余裕が生まれますよ。
言葉のストックが増えることは、貯金が増える感覚にも似ています。
どんどん使いましょう、類語辞典。