今年の夏は、ずっと「サロン うららか様」のホームページ作成をしていました。
わたしが担当したのは、コンセプト整理、サイト全体設計、導線づくり、ページ構成と文章執筆、文中の簡単な画像作成など。
素敵なサイトロゴや、装飾ライン、スライドショー画像、写真は、グラフィックデザイナーのSato工房様が担当されています。
集客や宣伝、PRというと、SNSが全盛ですが…
お客様のことを思うと、やっぱりSNSだけでは十分ではなく、ホームページの存在は「マスト」だと思っています。
SNSは、存在を発信したり、サービスの一部を伝えたりする先端部分。
お客様はそこからたどって、判断の核となる情報=サービスの全体像やオーナーの理念を、総合的にじっくりみて、「申し込む」「買う」というアクションに至ります。
リアル店舗をお持ちでしたら、それだけで「実在することの安心感」「信用」「雰囲気」を伝えられますね。
ですが、とくに無店舗型のサービス業種の場合。
信用されるためにも、ていねいに作り込んだホームページは欠かせないと思います。
知り合いのサロンオーナー様の話ですが、車のローンを申し込むときに、ホームページの有無を金融機関で確認されたそうです。
「秋田 ●●」で検索するとトップページに上がるので、「すごいですね!」と話題も広がったとか。
「おかげさまで無事ローンを組めました」とご報告をいただいたこともあります。
リアル店舗があってもこのように確認されるのですから、無店舗型サービスをされている方は、なおあった方がいいと感じますよね。
ちょっと考えてみても、SNSの投稿だけをいくつもさかのぼり、サービスの詳しい内容や、営業時間、場所、料金、予約の取り方まで確認してくれる方は、それほどいないのではないでしょうか?
(そんなにさかのぼらせて手数をおかけしてしまうこと自体、不親切な印象かなぁと感じてしまいます)
やっぱり「一覧性が高い」「分かりやすい」というのは、お客様へのホスピタリティかと思うのです。
なので、
ホームページは、発信や販売のしくみから考えても、「基地」にあたる大事なものと位置づけています。
今回オファーいただいた「うららか様」は、アラフィフ世代特有の不調や、ヘルスケアのお悩みを聞いて、総合的なアドバイスやセルフケアの方法を教えてくださるサロン。
秋田市内の静かな住宅街の中にある、自宅サロンです。
(サロンルーム内に、お客様専用洗面とトイレがあるところって、意外と少ないと思います)
店舗はありますが、事業の柱となるサービス内容が複数あるとのこと。
わかりやすいように、ウェブ上の基地となるホームページをつくりたいとのことで、事業のしくみづくりにも携わりながら、サイト作成のお手伝いをさせていただきました。
今回、うららか様のご厚意で、
「ホームページ作成の舞台裏を公開してもいいですよ^^」と言っていただいたので、
どんな手順フローで、何を使って、どのように進んでいったのか、レポを残しておきたいと思います。
ちなみに…「ホームページ」という言葉は、本来ウェブサイトの「Home」「Top」にあたるページのことを指します。
(つまり、全体ではなく部分を指すのですね)
正しくは「ウェブサイト」と呼ぶべきところですが、「ホームページ」という言葉の方がなじみがあるかと思うので、わかりやすく、ホームページとさせていただき、話を進めていきますね。
▶【事例開設】ホームページのつくり方 ②事業や活動の全体像を整理する